外神田文化体育会「納涼大会」にてコップのデポジット制にチャレンジ

2003年8月21日〜22日の二日間、東京都千代田区外神田3丁目の芳林公園においてビール・焼酎サワー類のみデポジット制を導入しました。

外神田文化体育会

千代田区の秋葉原電気街や神田明神がある地域で50年の歴史があり、青少年の健全育成と地域の親睦を目的とした団体です。事業としては、「納涼大会」「学校プールの開放」「夏季ラジオ体操」「スキー教室」「ダンスサークル」など

デポジットカウンター

 

 

 

 

 

<導入経緯>

2003/6
  • 区議会本会議の一般質問で、一昨年海外視察で経験したドイツ・フライブルグでのデポジット制について質問、区主催のイベントでデポジット制の導入を検討したいとの答弁
  • 提案者として、本格導入の前に関係団体での試行を検討
  • 理事会で「50周年を迎える文体は、ゴミの発生抑制のため、使い捨てコップは使いません」とのスローガンを提案、了承を得る
    ※当初は従来より使用しているプラスティク製の使い捨てコップの使用を考えていた。
2003/7
  • インターネットで「リユースカップ」「エーエムサービス」「(財)地球・人間フォーラム」等を知る
  • 情報を区環境リサイクル課に提示、協力を依頼
    ※コップの購入費などの問題あり
  • リサイクル課から調査報告
    ※無料貸し出しのコップがあり、予約をした
    ※返却には高温洗浄などコップの洗浄が必要
2003/8
  • 業者に洗浄依頼(自民党本部 食堂業者)

<実施内容>

  • ジュース類は子供の需要が多く、会場にテーブルや椅子が少ないので置くことができない、 子供は走り回り飲み物をこぼす懸念があり、大人の方だけに協力をいただいた。
  • 会場は一般販売ブースと来賓ブースに分かれているため、デポジットカウンターを2箇所設置した。
  • デポジット料金は販売担当者で協議、100円を提案したが100円では持ち帰りの可能性が多いとの懸念があり、紛失分の補償を考え200円の現金で貸借としコップの回収数と返却金の関係を調べた。(中身のビール等は食券で購入)
  • 踊る方の為にコップを預かる場合、同一デザインで持ち主の特定が困難、販売ブースの手伝いの方々は弱粘性の養生用テープにマジックで名前を書き貼った。(見本を添付)
  • 洗浄は土日が入り三日後になるので異臭等の発生を防止する為、毎日濯ぎ洗いをし自然乾燥をした。
  • 二日間で生ビール 約1,300杯 ハイサワー類 約200杯をデポジットで販売
  • 缶ビールも500本販売したが、1.コップに移す 2.そのまま缶で飲む 3.持ち帰るなど、様々で把握できなかった。

<課題・その他>

  • 実施場所が公園・納涼盆踊り会場であり、サッカー競技場のように席が決まっていないので、一般参加者は常にコップを手に持っていなければならない。
  • 踊る時、コップの預かりカウンターを設けた場合に、同一デザインのため持ち主の特定が困難、コップは200円の価値があり盗難が危惧される。
  • 販売ブース内では緊急措置として弱粘性の養生用テープに名前を書き持ち主を判別できたが、記号、色、ナンバーなど見分けのつく方法が必要。
  • コップの形状・ロゴデザイン等は評判が良かった
  • 販売単価が中身200円にデポジット料200円を初回に加算しても400円のためか、金額のトラブルはなかった。競技場等で飲み物の単価が高ければ500円のワンコインでも可能と思われる
  • リサイクル課で製作したデポジットの説明ポスターが解りやすかったので、数箇所に掲示したい(1枚であった)
  • お年よりには「預かり金制度」等、日本語で説明した方が理解された
  • つり銭・払戻金用に500円玉、100円玉が相当数必要
  • ビールから焼酎類に変えるとき、軽く洗浄するかコップの交換が必要

借受個数860個

  使用数 返却 不足 預かり金・残金
21日 442個 421個 21個 11,800円
22日 351個 344個 7個 8,800円(前日合計)
合計 793個 762個 31個 6,200円
        余剰金 2,600円
        計 8,800円

総返却数 829個

<余剰金について>

コップの返却場所は2箇所あり、どちらの貸し出し分か特定できないが、おそらく来賓席貸し出し分と考える。

来賓席はテーブルがあり、コップを置いて席を立ち係が回収してしまったか、地域がら200円ぐらいはご祝儀と考え返還を求めない人もいたが、 係が気付けばシステムを説明し返金した。

尚、未払い・余剰金8,800円はコップの洗浄代などに充当します。

デポジット

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